中高年はアルコール感受性遺伝子検査を行い
将来の食道がん発生リスクを回避しましょう!

あなたの食道がんリスクは遺伝子検査で明らかになります

中高年世代の食道がんが急増しています。
最近食道がんにかかった有名人は、中村勘三朗、やしきたかじん、赤塚不二夫、岡田眞澄、立川談志、藤田まこと、小澤征爾、桑田佳祐、忌野清志郎、なかにし礼等など、亡くなった方や治療中の方も含めると本当に多くの方が食道がんを患っています。
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食道がんに侵されやすい人の共通点は、男性、50歳以上、飲酒の習慣、喫煙の習慣が挙げられます。
上に挙げた有名人の方にも、ほぼ当てはまる共通点ではないでしょうか。

もう一点、重要なポイントは遺伝的要素です。
WHO(世界保健機関)は、飲酒の習慣は食道がん・咽頭がん・喉頭がん・口腔がん・肝臓がん・大腸がんの原因となり、アルコールそのものに発がん性があることを公表しています。

とりわけ、少量の飲酒で顔が赤くなる体質の人にとって、アセトアルデヒドが食道がんの原因になると結論づけています。
つまり、もともとお酒に弱い人が飲酒を続けた場合、食道がんになるリスクは飛躍的に跳ね上がるということです。
遺伝的要素として、お酒を飲むとすぐに顔が赤くなる人は、アルコール分解酵素が先天的に少ないため、アルコールに強い人に比べると食道がんになる危険性が約12倍も高いとされています。

飲酒の習慣が食道がんのリスクを高める

horoyoi05私は、飲酒の量はそれほど多くありませんが、もう何年も休肝日がありませんでした。
特に、土日は午前中からビールを飲むこともあります。

平日は、仕事帰りコンビニで缶ビールを買い途中で飲んでしまい、家に帰ってからは焼酎の水割りを2~3杯飲んでいました。
そんな生活を、もう何年も続けていたのです。

もともとお酒を飲むとすぐ顔が真っ赤になり、飲み過ぎると心臓の鼓動が速くなり気持ちが悪くなります。
それでも、仕事の付き合いなどで無理やり飲み続けているうちに、だんだん沢山飲めるようになりました。

しかし、それほどお酒が好きというわけではなく、飲んで美味しいと感じているわけでもなかったのです。
ただ、仕事のストレスや寂しさを紛らわすために、何となく飲酒が習慣付いてしまったという感じでした。
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食道がんにかかる人の約80%は男性です。
1日の飲酒量が、日本酒1合(180ml)またはビール1缶(500ml)以上の人は、飲まない人に比べて約6倍も食道がんになりやすいとも言われています。

ただし、これにも一定の条件があります。
つまり、アルコールを飲むと顔が赤くなる人です。

すぐに顔が赤くなる人は、元々アルコールはほとんど飲めなかったけれど、だんだん体が慣れてきて飲めるようになってきたという人がほとんどです。
アルコールは体内に入るとアセトアルデヒドに分解され、最終的には水と二酸化炭素に分解されて排出されます。

お酒を飲むと顔が赤くなるタイプは、アセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱いのです。
アセトアルデヒドが肝臓などに長く蓄積してしまうと、発がんリスクが著しく高まります。

アルコール感受性遺伝子検査とはどういうものか

健康のために飲酒の習慣を絶とうとしましたが、なかなか止めることができません。
そもそも、自分は飲酒を続けても大丈夫な体質なのだろうか?という不安がありました。

最近、あまり体調が良くなかったせいもあり、この機会にアルコール感受性遺伝子検査を行い、飲酒の習慣が将来どのような悪影響を及ぼすのかを調べてみることにしました。
検査方法はいたって簡単です。

口内の頬の内側を、綿棒で10回程こすります。
それを左右の頬で行うだけです。

口腔粘膜が付着した綿棒を、検査機関へ郵送します。
検査結果は、約1週間ほどで自宅に届けられます。

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アルコール感受性遺伝子検査の結果から判ったこと

アルコール感受性遺伝子の分析結果は、『ADH1B活性が高活性型』・『ALDH2活性が低活性型』(R3型)です。
あなたは、飲酒により顔が赤くなるタイプです。
「ADH1Bが高活性型」なので、アルコールの分解が速く、アルコール体内滞留時聞が短いため、ほろ酔い気分にもなりません。
また『ALDH2が低活性型』なので、毒性の高いアセトアルデヒドを分解する能力が低く、アセトアルデヒドが肝臓などに長く蓄積してしまう体質です。
そのため飲酒により、顔が赤くなったり、動悸も早くなったり、気持ちが悪くなったり、二日酔いになってしまうタイプです。
また弱いけど飲めることでアルコールの耐性が生じ、食道がんのリスクが顕著に高まります。
いわゆる『飲酒による健康リスクが高いタイプ』です。
飲酒により肝臓を傷めてしまうタイプです。
飲酒を継続した場合、食道がんや咽頭がんのリスクが高まってしまいます。

アルコール感受性遺伝子検査の結果は、「飲酒による健康リスクが高いタイプ(R3型)」という判定でした。
私と同様のタイプの人は、39.1%の割合で存在するそうです。

つまり、約4割の人はお酒の飲み方を見直す必要があるということです。
お酒は飲めるけれど、強い人と一緒になって飲んでいると、極めて健康リスクが高まり危険だということが明らかになりました。
飲酒の頻度と量を少なくし、意味もなく一人で飲むような無駄な行為は慎むよう心がけたいと思いました。

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栄養アドバイス

遺伝子タイプR3型『飲酒による健康リスクが高いタイプ』のあなたは、もともとの体質としては『お酒に弱い体質』であるため、飲酒習慣が続くと肝臓に負担がかかりやすくなります。
お酒を飲む時にはアルコールの分解を促す作用のあるゴマや、肝機能を強化する作用のあるシジミ等を使った料理をつまみに選びましょう。
またアルコールは食欲を促進しますので、食べ過ぎには注意が必要です。
揚げ物や妙め物はできるだけ控え、脂肪の少ない、高たんぱく質の食材を選びましょう(尚、たんぱく質を制限されている方は、専門医にご相談下さい)。
大豆類(枝豆・冷奴・湯豆腐)・焼き鳥・刺身(赤身は高たんぱく質。イカやタコ、ホタテ等は肝機能を強化させるタウリンを多く含有)などがおすすめです。
また、野菜サラダを飲食の初めに食べると食事量・摂取カロリーともに抑えることができるだけでなく、アルコールによって失われるビタミン・ミネラルの補給にも有効です。

生活改善プラン

・休肝日を設けましょう。
 肝臓を休めるだけでなく、カロリーの軽減にもなります。
・飲酒の量や時間を決めて飲みましょう。
 少量のお酒を時間をかけながら飲むように心がけましょう。
・お酒を薄めて飲みましょう。
・脂肪の多いつまみは控えましょう。
 カロリーの高い順にならべると①フライ②ムニエル③塩焼き④刺身となります。
・すきっ腹では飲まないようにしましょう。
 アルコールの吸収が早くなって悪酔いの原因となります。胃の粘膜の保護には、牛乳やチーズがベストです。
・ダイエット食の調理法による料理がおすすめです。
 揚げ物よりは焼き物、煮物よりは蒸し物、中華や洋食よりは和食、醤油昧よりは塩味、さらには酢の物などの酸味のものを選びましょう。

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1日に飲めるお酒の量は、ビールならば500ml以下、日本酒ならば180ml以下に抑え、必ず週のうち2日以上は休肝日を設けるなど、節度のあるお酒の飲み方を心がけるようにしなければなりません。
お酒を飲む場合は、野菜サラダに胡麻ドレッシング、豆腐、枝豆、焼き鳥、刺身、シジミ、酢のものを一緒に食べると、胃腸に優しく肝機能の強化にも繋がるようです。

私は辛うじて該当しませんでしたが、「飲酒による健康リスクが最も高いタイプ(R1型)」が1.8%ほどおり、このタイプの人は今すぐお酒をやめるか、食道の内視鏡検査を行なったほうが良さそうです。
R1型は食道がん、咽頭がん、喉頭がんのリスクが非常に高いと考えられるタイプの人です。

また、「依存症リスクが最も高い大酒飲みタイプ(W1型)」が2.8%おり、このタイプはアルコール依存症になって脳や内臓に大きなダメージを与える危険性が高いので、やはりお酒の飲み方には注意が必要なタイプの人です。
自分のアルコール感受性遺伝子を知り、今後のお酒の飲み方について考え直すキッカケとしてみてはいかがでしょうか。
『アルコール感受性遺伝子分析キット』の詳細はこちらをご覧ください。

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